近年のペットブームに乗り、多くの学校が動物関連の新たなマーケットに参入してきており、我々トリマーの業界もその例外ではありません。
大規模な学校が軒を並べて、その需要に答えようとしています。
しかしながら、本当にそのような大規模な教育現場で、トリマーの技術≠ニいうものを習得させることが出来るのでしょうか。
我々トリマーの仕事というのは、あくまで技術≠ニ心≠有した職人であり、更には感性を最大限に引き出し、美を表現するアーティストでなければなりません。
これを実現させるためには、少人数制による事細かい指導が必須であり、生徒一人一人の感性や可能性を感じ取りながらそれを育成し、トリマーとしての心技を教えることが大切であると考えます。
また、まだまだ社会的に低迷しているこの業界を底上げするためにも、社会に溶け込んだ価値観、経済力をもち、更にはトリマーとしての信念や向上心を貫き徹せるような本物のトリマー≠一人でも多く育て、その夢を実現≠ウせることが必要であると思います。
そうすることで、ほんのささやかでもこの業界に貢献し、発展につなげることができると信じています。
塾長 神宮 和晃